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クラウンを被せる為には根管充填は必須の治療ですか?

ボミ様27歳女性
抜髄をしてクラウンの装着までの流れにおいて根管治療根管充填を行うと思いますが、根管充填をしないとクラウンの装着はできないのでしょうか?
クラウンの装着に根管充填は必須ですか?
また、根管充填というものには種類はあるのですか?
種類があるのであればクラウンの前に行う根管充填を教えていただきたいです。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
根管治療についてですね。

> 根管充填をしないとクラウンの装着はできないのでしょうか?
クラウンの装着に根管充填は必須ですか?

はい、そのとおりです。


> また、根管充填というものには種類はあるのですか?
> 種類があるのであればクラウンの前に行う根管充填を教えていただきたいです。

手技によって名前がいくつかあったり、充填する材料によっていろいろなものがあります。
それらを全部書くと数百種類ありますからここには書きません。
その先生がいつもやっているやり方でやってもらうのが一番いいと思います。


いずれにしても根管内を細菌が活動できないくらいのレベルにまで減らして、細菌の栄養となるものが入らないくらいできる限り緊密に封鎖するということが目的です。
(とはいっても100%細菌を殺すことは絶対にできないとされています。)

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
根管充填は取った神経の代わりに、その隙間を埋めるもので、それがないと感染を起こし根の先にの袋を持ってしまいます。
種類は側方加圧と垂直加圧充填、2種類になります。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
歯の中には神経・血管などからなる歯髄組織というものが存在します。
不幸にして虫歯が進行しこの組織が感染すると炎症を起こし痛みを伴うことになります。
幸い痛みが無くとも変性した歯髄組織はやがて感染を根尖から歯周組織に広げていきます。
これをくい止めるために歯髄組織を除去し管内をきれいにするのが根管治療です。
炎症を起こしている歯髄組織を除去する最初の処置を抜髄処置と言います。
除去したまま空洞にしておくと何かの拍子に開いている根尖からの再感染をおこす可能性があるために、根の先端を封鎖する必要があります。これが根管充填処置と呼ばれます。
これらの基本的な環境を確保してから噛み合わせの再構築を行います。
根管充填を行わないで、神経を取ったままの状態でクラウンを装着することは無いでしょう。

根尖を機密に封鎖して、歯の内部の影響が外に漏れださないようにする方法として特殊なテクニックを使うこともあります。
種類が違うと言えば違いますが考え方は同じです。

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