> 1.
根管治療が難しい場合は根の切除、それでも難しい場合は意図的再植になりますか?
状況によりけりです。
一般的には
根管治療をしてみて、それでも良くならないようなら歯根端切除か意図的再植になります。
どちらが優先されるべきかは、その状況適応など様々なことを考慮して行います。
> 2.根に穴が開いていたのは
レントゲンだけでは分からないものですか?分かるのであれば意図的再植を勧めませんか?
根管治療をせずに意図的再植を勧めることは通常はしないですか?
レントゲンだけではわかりません。
分かったところで、基本的には上記に書いた通りです。
> 3.
自由診療の場合、
根管治療、根の切除、意図的再植の代金がそれぞれ掛かりますか?
通常はかかると思います。
> 4.1回目の治療後に意図的再植もあり得ると提案されましたが、根の切除では治る可能性が低いということでしょうか?
不明です。
いろいろ手を尽くしてやってみて、うまくいくかどうか見ていくしかありません。
> 5.
ラバーダムをするかしないかでは成功率は全然違いますか?ラテックスアレルギーが判明したので1回目は無しで治療しました。
最終的に
唾液の曝露がないような状態で処置をしているなら、そこまでの差は出ないと思います。
特に一回目だけということは、それ以前の処置ではもっとたくさんの細菌に暴露している状態だったわけで、誤差の範囲になると思います。
> 6.一昨日の治療後にズキズキとした痛みはあり、痛み止めでなんとかしのげましたが、翌日起きると目が腫れており、倦怠感がひどく、熱が37〜38℃をいったりきたりしています。
根管治療中、発熱はありますか?失敗されたとかではないですか?今朝は熱が下がりましたが、このまま様子見で良いか、
抗生剤などをもらった方が良いでしょうか?何もしなければ少し違和感があり、噛むと痛みがあります。
処置を適切に行って処置自体は成功したとしても、やはり痛みが出て
抜歯に至るということはあることです。
例えば癌になって、抗癌剤が何種類かあって、試すのには非常にお金もかかって、でも試してみたいというときにはまずはAの抗癌剤、ダメならBというようになると思います。
ダメだった時に失敗されたといいますか?
AもBも効果がなかったら、それなら最初からやらないほうがよかった、ということになってしまいますが、それが最初の時点でわかるでしょうか?
今回の件で言うと、最悪の場合、
抜歯になってしまうと思います。
だったら最初からお金も掛けずにさっさと抜いていれば、ということになってしまうのですが、それは歯科医師に全責任があるのでしょうか?
歯科医師はできることとを最善を尽くして行ったとしても、細菌のほうが強い時にはどうしようもないこともあります。
たとえ今回痛みが消えたとしても、その歯を
矯正で動かしていくということでさらなるリスクも伴う可能性もあります。
矯正が終わった時点で歯も抜かないといけなくなった、というような事態も想定しておかないと、矯正医はそこまで責任を持ってはくれないと思います。
そうなると
抜歯をして
インプラントにするとか、
インプラントになる可能性を考慮しての
矯正を行うという必要性もあるかもしれません。
医療はこうしたら100%こうなる、というようなものではないことはご理解ください。