感染するリスクが高い場合には抜いたほうがよりいいのでは、というくらいです。
では感染するリスクがどのくらいの高さかというと、これは総合的に判断する必要があります。
今後奥歯のほうに寄ってきて、根吸収や、むし歯になる確率というものがどの位なのか、というのは誰にもわかりません。
でもリスクとしてはあり得る話です。
感染するかどうかは
口腔内から細菌が侵入することができる
歯周ポケットがあり、その
親知らずにまで達しているかどうかによりけりになってきます。
その歯が完全に骨に取り囲まれている状態なら、抜かないといけない理由が少なくなってきます。
単に見えている、見えていないという話ではありません。
完全に骨に埋もれている、でもそれでもリスクがゼロというわけではありません。
では抜いておいたほうがいいのかというと、抜くことによって下顎管の損傷、
下歯槽神経の損傷などで麻痺が残るというリスクもあります。
また、女性であること(妊娠の可能性があること)なども考慮する必要があります。
手前の歯のむし歯の状態、もしかしたら根っこの神経を取っているかどうか、または
カリエスリスクが高いのか低いのか、
歯周病のリスクが高いのか低いのか、それによっても判断が分かれてくるところです。
咬み合わせの状態やそれ以外の考慮すべき点が多々ありますが、それらを踏まえてこうするほうがいいのでは、ということが言えるのであって、単に手前の歯に向かって横向きに生えているという情報からだけでは、こうすべきであるという判断はできません。