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ご相談

2025/04/22

1年前に被せたクラウンが取れてしまい、ブリッジにすることになりました。

ひろ様47歳男性
一般的な見解を教えてください。
2024年6月に上部第二大臼歯の治療を行いクラウンを被せ、クラウン・ブリッジ維持管理料を支払いました。
2025年4月の食事後に歯間ブラシを使ったところ、クラウンが取れて折れたことがわかりました。
歯科に行ったところ、抜歯を行い、ブリッジにすることの方針となりました。
当初保険診療で、との話でしたが、クラウン・ブリッジ維持管理料を徴収しており、保険が効かないので、まず仮歯で治療を行い、2026年6月に再度治療を行うことの方針で提案を受けてます。
仮歯の費用は発生させないとのことです。
ここでおかしいと思うのは、クラウン・ブリッジ維持管理料を徴収しているのであればブリッジの費用を医院で負担して治療しなければいけないと考えます。
ブリッジをするために両サイドにブリッジをさせるための保険が適用できないのでとのことです。
このような対応は一般的なものでしょうか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
一般論としてお答えしますね。
第二大臼歯に被せをしたのが取れて折れてしまったんですね。
CAD/CAM冠だったという事でしょうか?
再装着も出来なくなったという事なんですね。
もう一度被せるという事はできない状態なんでしょうか?

抜歯をしないといけない状態という事になったとして、抜歯をして数か月から半年くらいは歯肉がきれいに治るのを待つというのは必要な処置になります。
ですから、まだ抜歯をしていないという事であれば、さらにもう少し待つという事もあり得る話だと思います。

そして何よりも、ここが難しいところなんですが、そもそもブリッジが出来るんでしょうか?
7番抜歯という事は678でブリッジを作るという事ですよね。
8番をうまく削ることができるんでしょうか?
相当大きなお口でない限り、物理的に削ることが出来ないと思います。

補管が関係なくても、当院でも7番抜歯になったという人はいます。
でもその場合、当院ではあえて何も入れていません。
ブリッジをするにしても手前の歯と親知らずを削ってブリッジにするよりも、隙間を空けて何もしないという事にしています。
親知らずがない場合でも7番のみの欠損は放置しています。
どうしても、という事ならインプラントをお勧めしています。
延長ブリッジは5番6番が10年たたずに抜歯になる確率が高いので行わない方針です。

もう一つ蛇足ですが、2024年の6月からは金属の被せに関しては補管は算定できません。
補管の対象から外れています。

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