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子供の前歯を治療してしばらく経ってから歯茎に出来物ができた。

まゆっぺ様44歳女性
現在4歳児ですが、3歳の頃に前歯2本の裏側の先端付近が虫歯になり、削って詰め物をしました。
3カ月に1度定期検診を受けており、その際に詰め物が外れてしまって、更に少し黒くなっているねと、同じ箇所を少し削って詰め物をしてもらうという事が2度ありました。
虫歯治療の中で水が出る機械がありますが、あれが嫌で先生は頑張って手で削ってくださっていました。

その後、2月に入り、前歯の上の歯茎の所にできものが出来て、小児科へ行く機会があり診てもらったところ「口唇粘液のう腫」だと診断され、様子を見ておりました。
できものを発見したころは、歯ブラシが当たると痛いと言っていましたが、しばらくするとそれは言わなくなりました。
小児科で見てもらってしばらくすると、できものは小さくなり、現在も少し白い塊があるかなというくらいになり、親としてホッとしていたのですが、歯の定期検診で、レントゲンを撮ったら、虫歯治療により、乳歯の神経が死んでいると言われました。
そのせいで、歯茎にできものができたと言われました。
次回より、その治療が始まります。

虫歯治療で、神経の近くまで虫歯になっているとは言われなかったし、虫歯治療から少し時間が経っているので、そういう事はよくあることなのか、わかりません。
他の方に話したら、医者の腕が悪かったのでは?とも言われましたが、よくあることなのでしょうか。

丁寧に説明してくださる病院なので、信頼しておりますが、初めての事で、納得がいきません。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
乳歯の神経が死んでしまったんですね。

乳歯の神経(歯髄)は非常に大きく大人の歯と同じような感じの治療は出来ません。
むし歯になったという時点で大人でいう神経に近いところのむし歯ということになります。
(歯の大きさが小さいので歯質の厚みが半分から1/3しかないのはお分かりいただけると思います。)
そして乳歯のむし歯の治療は大人の歯のように全部取り切るということ重要視しません。
神経まで削ってしまって根っこの治療になるよりは、ある程度のところでむし歯を残し、それ以上進行しないようにして生え変わるのを待つというほうが大切だからです。
それでも神経が死んでしまった場合には仕方がないので根管治療を行っていきます。
乳歯のむし歯は急速に進むこともあり、むし歯処置をしたけれども神経が死んでしまうということはよくあります。


> 歯の定期検診で、レントゲンを撮ったら、虫歯治療により、乳歯の神経が死んでいると言われました。
> そのせいで、歯茎にできものができたと言われました。

むし歯治療によって乳歯の神経が死んだわけではなく、むし歯の進行によって神経が死んだんです。
決して腕が悪いとかむし歯治療の方法が悪かったというわけではないと思います。
(小児科の先生は誤診だと思います。専門が違うとそれほど病気の区別はつきにくいものなんです。)

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
特に腕が悪いわけではないと思います。
乳歯ですが、治りも早く、またダメになることも早く大人の歯とは明らかに違います。
自分も経験があるのですが、考えられないほど浅い虫歯の状況で、あっという間に神経がダメになったことがあります。

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