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左下7番を抜いた後、インプラントは必要ですか?

tawashi様55歳女性
左下7番が破折し感染したため、根管治療をしました。
困難ケースで、治療中下顎の知覚障害が出ましたが、2か月で改善しました。
7番の歯が比較的長く神経に少し近いためだからではとのことです。
根管治療は再感染のため2度行いましたが、慢性的な弱い痛みがずっと続き、とうとう外側に真珠玉程度のの脹れができて10日後に自潰しました。
自潰後10日後の今も排膿が続いています。
医師によると瘻孔は深く根管末端まで続いているようだとのことです。
その医師に、即時インプラントをすすめられ、困惑しております。
メリットが多いのであれば、積極的に進めたいと思いますが、感染リスクが高そうで、抜歯後しばらくしてからの方が良いのでは?と思えてしまいます。
抜歯を先にするべきではないのでしょうか?
またインプラント自体の治療の必要性についても悩んでおります。
経済的には問題なく、他の歯に根管治療はしておらず、虫歯は治療済みで他に問題の歯はありません。
歯周病はなく、衛生士に褒められる状況を保てています。
歯並びは矯正が終了していて、現在も保定目的でマウスピースを夜間使用しています。
噛みしめはかなり強いと思われますが、夜間はマウスピースを長年使用していて、ある程度コントロールできています。
上の7番が伸びて動くかどうかはわからないと思いますが、インプラントを入れるべきなのかとても悩ましいです。
アドバイスをお願いします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
理想的な治療ということであれば、やはり上の歯が伸びてこないようにインプラントを入れてしっかりと咬合の安定を図るということが大切だと思います。

即時インプラントについてはその骨の状態によりけりです。
また術者の技量にもよって変わってくると思います。
抜歯を先にするということは一見理にかなっていますが、歯というものがなくなってしまった後の骨や歯茎はたった2,3か月ですごい勢いでへこんでいくことがあります。
ほっぺた側が腫れているということは、それだけ骨がないということになります。
そういう意味では即時というのはメリットはあります。
逆に感染が取り切れていない場合や術後の歯茎、骨の吸収が100%予見できるわけではないということがデメリットになります。
かなりそういうリスクは減ってきていることは確かですが、それでも絶対ということは言えないというレベルです。
そういう事もあるので抜歯窩を保存して骨が安定してからインプラントを入れるという方法もあります。
どの方法もメリット、デメリットがありますから、もちろん今の主治医も十分そのことはわかったうえで今の処置方針を勧めているのだと思います。

ただ私個人として一つ引っかかるのが知覚障害が出たというところです。
そういう意味では即時は避けて、安全策をとったほうがいいような気もします。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
現在治療中の予後の判断になります。
治るが確率あるのであれば、根の治療がいいと思います。
インプラントですが、きちんと感染病巣をとることができるのであれば抜歯即時もあると思います。

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