メール相談:インプラント治療 骨の高さが足りない | 歯のねっと

公開相談詳細

タイトル インプラント治療 骨の高さが足りない カテゴリ インプラント
相談者 akoako様 年齢 42歳 性別 女性
香港在住です。

こちらの歯科医で奥歯のインプラントを行う予定で先日CTスキャンを行いました。

その結果、骨の厚みが少し足りないということで、歯茎にインプラントを行う際にあける穴と同程度の穴を開け、サイナス(上顎洞?)を持ち上げ、自然に骨の高さを上げる処置をすると言われました。

その際、人工骨?などは入れずに行うとのことです。

英語と模型での説明ですので、100%理解しているのか自信がありません。先生いわく、よく行う処置ならしいのですが、何か考えられるリスク、そのほか前もって先生に確認しておく事項などがあれば、アドバイスをいただけますでしょうか?

よろしくお願いいたします。
渡辺 英弥先生からの回答
1
福島県

渡辺 英弥

渡辺歯科医院
そこまで解られて、かつ説明されているのであれば問題ないと考えます。

今回の処置は、私も行ったことがあります。今回のようにソケットリフト(日本名)と歯肉を大きく切って行うサイナスリフトに分かれます(わかりやすく言いますと)。今回は術後の腫れが少ない方法です。

サイナスを持ち上げるのではなく、そこにあるシュナイダー膜を破らずに持ち上げ、その膜と骨の間を新しい骨にする処置だと認識してください。そのやり方ですが、今回のように人工の骨を使わない方法もありますし、使う方法もあります。

現状ではどちらでも正解だと思います。

ただ、膜を破らないようにするのが大事ですので、私はクッションとして人工骨を介在させて膜を持ち上げています。最終的にはその人工骨は吸収され自分の骨に置換されるといわれていますので、さまざまな方法があるわけです。

今回の処置に関しても、きちんと治療すれば人工骨なしでも大丈夫でしょう。
名越 充先生からの回答
2
大阪府

名越 充

名越歯科診療所
海外での手術に対するリスクはご存知であるとの前提の上で、今回の手術そのもののリスクについて申し上げます。

 今回の手術はサイナスリフト(サイナス インレー グラフト:sinus inlay graft)と呼ばれるものだと推察します。具体的には、以下のようなリスクがあります。

上顎洞粘膜の損傷(穿孔)による上顎洞炎。場合により術後性上顎嚢胞を生じる場合もあります。

・術後の異常出血:後上歯槽動脈、眼窩下動脈の分枝が術野に含まれている可能性が  あり、圧迫止血に予想以上の時間がかかる。

・普通は口腔内から骨を剥離して挙上した粘膜内に補填していくが、その骨移植を行わない場合は、上顎洞への感染リスクは通常の手術よりの高くなると思われます。

・術後のフォローをどのように考えているのかは執刀医にお聞きになる方がいいでしょう。 おそらく2回法を予定されているのだと思いますが、術後処置をどのくらいのタームで行うのか、どの段階でインプラント埋入を予定しているのかなど。

局所麻酔での手術なのか、全身麻酔で行うのか、使う薬剤は何かなどまだまだ考えられるリスクはたくさんありますが、まずは上記あたりが最低限患者さんが知っておく事項になるでしょう。

 私の上記で述べたことが単なる稀有になることを祈っています。手術がんばってください。
河原 雅朗先生からの回答
3
奈良県

河原 雅朗

かわはら歯科クリニック
サイナスリフトだと思います。

だいぶ一般的にはなってきましたが、感染の危険や、もともと上顎洞炎のある方には出来ないなどの点がありますが、信頼できる所であればそれほど問題ない処置だと思います。

ただ一つ注意点として、期間が非常に長くなると思うのですがずっと香港在住なんでしょうか?

そのあたりの予定について確認しておいた方がいいと思います。
河原 雅朗先生からの回答
最近では良く行う治療法の一つです。

ただ人工骨を使わないとサイナスは持ち上がりません。

自家骨のみ使うのでしょうか?私の場合両方混ぜて使います。

その点担当医にご相談下さい。

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