メール相談:インプラント治療の不安について | 歯のねっと

公開相談詳細

タイトル インプラント治療の不安について カテゴリ インプラント
相談者 ふくろう様 年齢 66歳 性別 女性
以前、抜歯をしたところへインプラントを入れることになりCTを撮り説明を受けたのですが左上5、6に人工歯根を埋め込む手術をする際、鼻の蓄膿まく?袋?が下がり気味なので持ち上げて埋め込むようなのですが、傷ができたり、後々に鼻に異常がないか不安になり相談したいので宜しくお願い致します。

このような事例はあることなのでしょうか?
渡辺 英弥先生からの回答
1
福島県

渡辺 英弥

渡辺歯科医院
ご心配はいりません。

以前はこのような場合インプラントはできませんでしたが、最近は「ここの空洞を上顎洞(サイナス)という空洞ですが」ここの部分に骨を作って、あるいは作ることが可能になりました。

基本的にインプラントは骨が無いとできない処置です。
蓄膿症の手術の後、ここに骨ができることはわかっていました。そこで空洞と骨の境になっている粘膜を破かず、粘膜と骨の間に人工骨や自分の骨を入れることで、骨のボリューム確保する技術が確立されました。それによって、今までできなかった上顎インプラントの適応が格段に増えました。

術式は何種類かありますので、術者にお任せすれば大丈夫でしょう。
ご心配の後遺症ですが、すべて埋め尽くすわけではないので、問題は無いと考えます。

私自身の患者さんで後遺症を発現した患者さんはまだいませんし、違和感を訴える方もいません。
河原 雅朗先生からの回答
2
奈良県

河原 雅朗

かわはら歯科クリニック
インプラントは骨にフィクスチャーというチタン製の金属を埋め込み初めてしっかりと根の役割を果たします。

上の歯の奥歯の根の部分の上方には、上顎洞という空洞があり、鼻の中の空洞とつながっています。骨の高さが十分ある場合にはその骨の中にフィクスチャーが埋め込まれますがその上顎洞の底が低いといった場合にはその上顎洞の中にフィクスチャーが突き抜けてしまいます。

そこでその粘膜の下に将来骨になる骨補填剤というものもしくはご自分の骨を一部取ってきて移植ということをしてフィクスチャーが骨にしっかりと取り囲まれるようにしなくてはいけません。

手術はすべて口の中なので傷がついたとしても普通は見えません。将来的に何らかの症状が出てきたとすれば、その時はインプラントを除去しなくてはいけないかもしれませんが、再度の治療も可能かもしれません。

そのあたりのことについては主治医によくご相談することをお勧めします。

上の奥歯のインプラントでは、このような場合が非常に多く、このような
手術も件数が増えてきていると思います。
田邉 美樹子先生からの回答
3
大阪府

田邉 美樹子

筒井歯科医院
おそらく、サイナスリフトソケットリフトのご説明をお受けになられたのかと思いますが、上顎洞の粘膜を持ち上げる際、傷ができることはあります。
ただし、穴が開くことがなければ、その他の感染の要因がない限り、鼻の方に異常は起こる可能性は低いと考えてよいと思います。

そして、その傷自体も通常は次第に治癒していくので問題はないでしょう。
あと今回は、きちんとCTを撮影して診断され、きちんとどの部分の粘膜をどれくらい挙上するべきかということも把握の上の治療のようなので、無理な粘膜負担はされないと考えます。
ただ、どんな手術でもそうですが、術後に後遺症が出る可能性がゼロとは言えません。

もちろん、ご心配されている鼻の異常というのも起こりえる現象です。きちんとご説明を主治医よりお聞きになられてから治療をされることをお勧めします。

公開相談で解決しない場合は医師に相談してみよう

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