メール相談:レノビーゴについて教えてください。 | 歯のねっと

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タイトル レノビーゴについて教えてください。 カテゴリ 小児歯科
相談者 あやかママ様 年齢 39歳 性別 女性
子供の1歳半検診で仕上げ磨きのブラッシング指導がありました。 歯科衛生士の方から虫歯予防にレノビーゴを勧められ、 さっそく購入し使っていたのですが、友人から 「それは絶対飲んじゃだめ」と言われました。

でも子供は唾と一緒に飲んでしまいます。 やはり飲んではいけない薬なのでしょうか?
南 誠二先生からの回答
1
東京都

南 誠二

みなみ歯科医院
フッ素濃度は歯科医院で塗布されるものは9000ppm(0.9%)と高濃度ですが、歯 磨き剤に含まれるフッ素は1000ppm(0.1%),レノビーゴは100ppm(0.01%)と低濃 度で、万が一飲んでも安全といわれています。

しかし、心配なら少量使うように心がけましょう。 歯ブラシならシュッとひと吹きだけとか、ガーゼに塗布して拭いた方が飲み込 む量は減ります。
藤原 慶輔先生からの回答
2
京都府

藤原 慶輔

ふじわら歯科クリニック
心配はありません。レノビーゴのフッ素の含有量は100ppmです。ppmとは100万分の1のことで、わかりやすく例にすると、1リットル中の食塩水 に1mgの塩が溶けている場合の濃度が1ppmと言います。

レノビーゴは100ppmなので1リットル中にフッ素が100mg溶けていることになります。 フッ素の致死量は50mg/kgといわれています。 これは10kgの赤ちゃんが500mg一度の飲むと死ぬ量です。確かレノビーゴは35ml中 フッ素は3.5mg溶けているというこになり、一度に 飲んでも致死量にはなりませんので安心を。
田邉 美樹子先生からの回答
3
大阪府

田邉 美樹子

筒井歯科医院
このレノビーゴのフッ素濃度が100ppmだそうなので、問題ない濃度だと思います。ちなみに、歯科医院で使用されるフッ素が濃度9000ppmです。100ppmは、例えばお茶の中のフッ素など普通の食品中に含有しているフッ素濃度に等しいそうです。

また、レノビーゴは噴霧タイプだと思いますので、液体を直接含んでうがいをするわけではないと思いますから、仮に飲み込んだとしても量も多くは飲み込まないはずです。もし、どうしてもご心配であれば、メーカーさんにお問合わせされることをおすすめします。
渡辺 英弥先生からの回答
4
福島県

渡辺 英弥

渡辺歯科医院
こんにちは。

レノビーゴですが、子供が1本飲んでしまっても安全な濃度になっているはず です。 裏面に書いてあるあるいは説明書をもう一度読み、使用量を守れば問題ないと思います。

ただ、あえて多量摂取する必要はないと考えます。 私は要するに、微量持続的にが一番効果があると考えています。
玉置 敬一先生からの回答
5
和歌山県

玉置 敬一

玉置歯科医院
お子様の健康についてとても気をつけておられるお母様ですね。1歳半検診は保健所で受けられたのでしょうか?仕上げ磨きの指導を行い、フッ素の使用を話する熱心な歯科衛生士さんと出会えたのですね。フッ素の使用に関しては、現在考え方が分かれています。

1つは絶対に使用しない。もう一つは使用して有効に活用する。と言う考え 方です。フッ素の使用はずいぶん古くから北欧やアメリカで始まり、う蝕虫歯)の予防にずいぶん効果があることは実証されてきました。

しかし、日本ではフッ素に対して「絶対に使うべきでない」と考える(医学部 の特定の)先生とその先生の考えを支持する歯科医師がいらっしゃいました。それで、日本では長くフッ素を使うことができず、統計を取るとフッ素を使う前は日本よりう蝕罹患率の高かった(虫歯の多い)国でも、フッ素を使って現在でははるかにう蝕罹患率を下げている国があります。そのような国でフッ素を使用してきた実績から、統計的に副作用は問題がない ということで、最近日本でも歯磨き材の中にフッ素を入れることを厚生省が許可し始めました。フッ素は海藻や日本茶の葉など、私たちが日常食べている食品の中にも含まれています。食品に含まれている濃度では全く問題がありません。どのような成分でも必要以上の高濃度の接種では問題を起こします。塩や砂糖でも同じです。だから「塩や砂糖を使わない」というふうにはなりません。基本的にはこのように安全に使えば何の問題もないことをお分かりください。そのうえで、1歳半のお子様がフッ素含嗽をした時に飲み込むことに対してどう考えるかですが、うがいに使う量は少量なのでその一部が入ったらからとい って大きな問題になることはないと考えられます。

ただ、どうしても口に含んだものを飲み込んでしまうようなら、定期的に歯科 医院で、歯科医師や歯科衛生士の管理のもとで歯ブラシ指導とフッ素塗布をしてもらい、う蝕予防をする。その後、上手にうがいができるようになってから自宅でフッ素を使うようになさったらいかがでしょうか? 現在歯科大学の先生を中心に、開業医も含めてフッ素を使ってう蝕を予防することにとても熱心なグループがいます。日本のう蝕罹患率は先進国としては恥ずかしいくらい高いので、これをなんと かしたいと思っています。特定の地域で、保健所や開業医の熱心なところでは明らかにう蝕罹患率を下げ て、副作用が見られないことも実証しています。 どのような物質でも大量に使って安全なものはありません。]

ご友人もいろいろな情報を良く集めておられ、健康に関心がある方と思いま す。とても大切な方だと思いますので、いろいろな情報を共有するようにして ください。その上で、必要以上の恐怖を持たないようにして、正しい使い方を した場合は決して危険なものでないことをご理解ください。
河原 雅朗先生からの回答
6
奈良県

河原 雅朗

かわはら歯科クリニック
レノビーゴはフッ素の噴霧剤ですね。お口にシュッと吹きかけたあと、うがいはしないようにという使用方法です。当然飲み込むことは、説明してくれた歯科衛生士さんも承知の上ですし、安全性もそういう使用方法で問題ありません。同じような虫歯予防の製品に、ミラノールというものがあります。こちらは5mlから7mlをクチュクチュうがいをしてフッ素を取り込もうというものですが、こちらの場合は必ず吐き出す必要があり飲み込んではいけません。

ただし吐き出した後に口に残るフッ素の量くらいは飲み込んでも大丈夫 ということで濃度設定されています。ご友人はこういったところを勘違いされている可能性がありますね。専門家である歯科衛生士さんを信頼して、使用方法どうり使用すれば問題ないと思います。

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