メール相談:非抜歯で矯正する予定が、抜歯をすることになり不安です。 | 歯のねっと

公開相談詳細

タイトル 非抜歯で矯正する予定が、抜歯をすることになり不安です。 カテゴリ 矯正
相談者 haru様 年齢 55歳 性別 女性
48歳の女性です。
前歯2本が大きく、隣の歯が引っ込み、犬歯八重歯になっています。
育児もひと段落し、自分に時間を費やそうと気になっていた矯正を考え、3箇所の矯正歯科をめぐり非抜歯矯正可能と診断した所に決めたのが1昨年前のことです。
年齢的なこともあり、健康な歯を抜歯してまで矯正はしたくないと考えていたので、非抜歯でできるとわかり早速矯正することにしました。

当初の説明では、重なっている歯を送るためのスペースを作り、徐々に後ろへ移動させ、歯の表面は削りそろえていくとの説明で、万が一でも抜歯するような説明はありませんでした。
ところが器具をつけて10ヶ月余りの時に、最初の頃は動かなくても徐々に動くでしょうとおっしゃていた先生が、思ったように動かないので抜歯するしかないでしょうと・・・私はなんだか裏切られた気持ちでした。
今思えばメリットの説明はあってもデメリットの説明があまりにも不足していました。

事前検査もしっかりして頂いた上で非抜歯が可能という判断はなんだったのか悶々としています。
ちなみに現在かかりつけの矯正歯科は顎咬合認定はお持ちのようですが矯正認定医はお持ちではないようです。

多分、矯正抜歯は避けれないこともあるでしょうが、まったく予想していなかった私は抜歯と言われショックのあまり先生にどのように気持ちを理解して頂くか混乱し、帰宅しました。
正直このまま矯正を続行できるか不安ですが、万が一抜歯の選択をした場合、48歳で4本の健康な歯を抜くことで出る影響があれば教えてください。
稲澤 陽三先生からの回答
1
長崎県

稲澤 陽三

稲澤歯科医院
ご心配ですね。
一般的には犬歯の奥の小臼歯を左右、上下4本抜歯します。
抜歯するデメリットと審美のメリットを比較考えて判断して下さい。
歯周病が無ければ抜歯の影響は少ないでしょう。

どうしても抜歯が嫌であれば、矯正を中止して、引っこんでいる2本の歯にセラミックを被せ、見かけ上(真ん中の歯に合わせ)外に出すと良いかもしれません。
少し幅が狭く、小さな歯にみえますが、意外と納得されるかもです。
河原 雅朗先生からの回答
2
奈良県

河原 雅朗

かわはら歯科クリニック
思っていた治療効果が得られなかったということですね。

歯の並びの事を中心に考えておられるので、非抜歯での矯正ということに重きを置いたのだと思いますが、今回のようなケースの場合、一番の問題は歯に対して顎の骨、歯が植わっている骨のアーチが小さいということが一番の問題となります。
無理にそこに非抜歯できれいに並べようとすると、歯の根っこが骨にならびきらず、将来的に歯が長持ちしなくなる可能性も考えられます。
単に動きが遅いからとかそれだけの問題ではありません。

それと、総合的に見て、ほかの歯科医院で非抜歯では難しいということでその歯科医院を選ばれています。
ということはデメリットについてもほかの歯科医院での話ですが、全く知らなかったわけではないということになります。
ほかの歯科医院、矯正専門医等に話を聞いて、その先生が非抜歯は難しいという判定をしているにもかかわらず、非抜歯で行けるという説明をしてくれた歯科医院を選んだ、ということも言えます。

今の歯科医院ではその診断能力のレベルが、今お感じになっている通りということになります。
今後も抜歯をしてそこで治療を続けるか、それとももう一度ほかの矯正歯科で見てもらうか、選択肢としては2つになると思います。

難しい決断だとは思いますが、もう一度しっかりと話を聞いて決断されることをお勧めします。
渡辺 英弥先生からの回答
3
福島県

渡辺 英弥

渡辺歯科医院
いわゆる成人矯正の範疇ですので、成長期のお子さんとは全く違う矯正になることが多いと考えます。
成長を利用した拡大などの処置ができません。
成長してきちんと決まった顎の骨に、歯を並べることになります。
ですので、概ね抜歯が多くなります。
ただ、横顔など審美性を無視すれば(顔つきは悪くなりますが)並べることも可能です。

歯が動かない原因ですが、いろいろ考えられます。
奥の歯を動かすのは、意外と難しいことがありますが、矯正用のインプラントを使用して動かすことができればまだ可能かもしれません。
が、期間がかかることを覚悟していただくことになります。

歯を4本抜くことについてのデメリットですが、やはり歯が少なくなることで咀嚼効率がやや落ちることなどです。
あと、気をつけないと後戻りも起きやすくなりますので、この辺は私も最初に説明します。
定期的なチェックが必要になります。

矯正をする以上、顔つきの悪化は絶対させたくないのと、治療期間をなるべく短く(成人矯正は若い方より歯が動くのに時間がかかります)とのことから、抜歯移行もあり得る処置かなとは考えます。

できれば、最初の説明に盛り込まれているとよかったのかなとも思います。
船津 三四郎先生からの回答
4
北海道

船津 三四郎

船津歯科・矯正歯科クリニック
haru 様 初めまして。

矯正治療の治療方針で、お悩みの事と拝察申し上げます。

実際に口腔内を拝見致しておりませんので、確定的な事は申し上げられませんが、一般的に歯列矯正治療を始めるに当たっては、以下の様な検査・分析・診断を実施します。

1.レントゲン写真
  1)パノラマレントゲン写真
  2)頭部X線規格写真(側面)
  3)頭部X線規格写真(正面)
2.歯型
3.顔面写真
4.口腔内写真

これらをコンピューターで分析し、診断、治療方針、治療計画を作製致します。

その結果、
 抜歯、非抜歯
 使用装置
 治療期間
 費用
等が決まり、これを患者様へご提示後、了解を得られれば、そこではじめて治療開始となります。
この辺りの分析が少々甘かったのかなとの印象を受けますが、あくまでも推測です。
納得がいかない場合は、セカンドオピニオンで他医の意見を伺うのも選択肢の1つです。

一口に矯正歯科といっても、実態は様々ですので、矯正歯科を選ぶ1つの選択肢としまして、下記の基準を御紹介致します。

1.日本成人矯正歯科学会認定医
2.日本矯正歯科学会認定医
3.日本臨床矯正歯科医会会員
4.自立支援法(育成・更生医療)指定医療機関

1〜4のどれかを標榜している医療機関は、一定水準以上のレベルの施設です。
ホームページ等で調べる事が出来ます。

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