メール相談:詰め物を治すだけなのに歯石を取るために2回通院することが不満 | 歯のねっと

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タイトル 詰め物を治すだけなのに歯石を取るために2回通院することが不満 カテゴリ 治療費
相談者 はま様 年齢 55歳 性別 女性
とても疑問に思い、次回の予約に行くべきか、悩んでいます。
先月、充鎮していたものが剥がれてしまったため、同じように埋めてもらうだけの治療をしてほしい、と電話で頼んで受診しました。

とりあえず埋めてもらったので1回で通院は終わりだなと思ったのですが、歯石を取りましょう、と言われ了解しました。
その日は治療した前歯のある上の歯は行わず、次回もう半分行うと言うことで、もう一度受診しました。
その日半分歯石を取って、クリーニング料金を払いました。
次回の予約時に「まだ通院しなくてはならないのですか?」と尋ねたところ、もう一度検査をしないと診療終了にならない、カルテが閉じられないから、と説明を受けました。
なんか納得がいかなかったのですが、仕方がない、と思い、予約を取って出ました。
治療してもらった前歯は調子は悪くないので、自分としてはもう診療終了したい思いです。
予約日が近づくにつれ、どうにも行きたくなくなり(再診代、検査代を再度取られるのも疑問)今日電話をして「行かなくても良いですか?」と尋ねましたら、来ないと診療が終了しないので検査は必要ですから来てもらわなくてはいけません、と歯科医から言われました。
「とりあえず電話を切ります、すみません」と言って電話を切りました。

私はなぜもう一回通院しなくてはならないのでしょう?
行かないと何か私が処罰にでもあうような言い方でした。
こんな経験は初めてです。
河原 雅朗先生からの回答
1
奈良県

河原 雅朗

かわはら歯科クリニック
治療の方針についてですね。
保険のルール上ではきっちりと行おうとすると歯科医院の言うとおりになります。
例えば病気になったとします。
病気の検査を行い何らかの処置、投薬などをした、そしてその結果どうなったかを再検査して治っていることを確認して再検査で問題なければ終了、という流れが理想だということはお分かりいただけると思います。
そしてその診療のルール通り歯科治療を行おうとすると検査の結果、歯周病なので歯石除去を行い、1,2週間程度歯肉の治癒を待ったのち、再検査して歯周検査がよくなったことを確認して終了というのが基本的な流れとなります。
とてもきっちりした歯科医院なんですね。
渡辺 英弥先生からの回答
2
福島県

渡辺 英弥

渡辺歯科医院
保険治療でお役所から通達されている都合もあります。
歯科医院の問題だけでなく、現在の保険治療にも問題がありそうです。
ちなみに私の医院もセット治療ではなく、このようにエビデンスに基づいて治療します。
酒井 信先生からの回答
3
宮城県

酒井 信

にがたけホワイト歯科
保険診療において、歯石が付いているからと言って現在は「歯石沈着症」という病名が無くなり、ただ歯石を取ることはできません。
除石(歯石除去)をするためには、歯肉炎あるいは歯周炎という病名が必要です。
病名を確定させるためには、歯周ポケット検査を代表とする歯周組織検査が必要です。
検査によって病名を確定させてはじめて処置をすることができるようになります。
これは健康保険での治療をするうえで決められたルールです。
本来は、検査の結果、病名が確定しそれに対して処置の必要性を認め、処置をした後、疾患が改善したかの、確認が必要とされます。

医療機関を監督する厚労省の出先機関の厚生局という機関があり我々の日々の診療を監督・指導するのですが、そこにおいては、検査⇒処置⇒検査の流れをしっかりし、治療のやりっぱなしはいけませんと口を酸っぱく言われます。
現場では、処置のみで最終的な検査までして終了とするには、はま 様のような反応が出がちですので100%行われているとは言い難い状況です。

今回のケースも、歯石除去により歯肉炎あるいは歯周炎の改善が認められたかの検査をして、「治りましたよ」で終了とする流れをしっかり守ろうとしたのだと思います。
勿論、説明の仕方にも問題があり不愉快な思いをされたかもしれませんが、行かなくとも罰則などはありません。

公開相談で解決しない場合は医師に相談してみよう

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