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第15回講座 インプラント Ⅱ

1.治療過程
1)事前のチェック
 治療の前に「インプラントをする前に」で述べたように、まず歯科医によく相談して、自分の全身状態、口腔状態、顎の状態、咬み合わせう蝕虫歯)や歯周病歯槽膿漏)の状態などよく診査してもらい、
 ①インプラントをするのに適しているかどうか。
 ②後々維持管理がその歯科医師と共にできるかどうか。
 ③するとしたら骨の量や厚みを増やさないでできるか。
 など、いろいろな問題について納得してから実施するようにしましょう。
2)2回手術をする方法(1回で済ませる方法もあります) 
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  歯の無くなったところの歯肉を開き、インプラントのはいる穴を開けます。(骨の量や密度が少ない場合は骨を作る手術をする必要があり、手術回数が1回増えます)
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   開けた穴にインプラントを入れ固定して、歯肉を閉じます(骨の中の部分が完全に治癒するまで待ちます(約1ヶ月)
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  傷が治り、インプラントと骨がしっかりくっついたら、 歯肉を開き歯を取り付けるための器具を取り付け、 歯肉の上に出す2回目の手術をします。
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歯肉の傷が治ったら、人工の歯をつけるための印象(型)をとります。(歯ができるまで仮歯をいれます)
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歯ができたら、インプラントにしっかりと取り付け固定します。その後、磨き方や手入れの仕方を十分教わります。

2.おわりに
 1)インプラントはうまくいけばとても快適に噛めるようになり、十分若返ることができます。現在の歯科医学の恩恵に浴することができると思います。
 2)一方で、インプラントは、歯根に本来、備わっている「歯根膜」がありません。ですから歯根膜がもつ、衝撃を緩衝する組織や神経の終末がインプラントには、ないのです。その状態で毎日食事のときに自分の体重に近い力を何百回、何千回とかけるのですから、慎重に検討してから実施してください。
 3)ご自分の歯はとてもよくできています。その歯を無くさないように、予防のための受診や、ご自分の手入れを十分にして、もし歯を抜かなければならない場合は、「その歯は本当にだめなのかどうか」について十分説明を受けてください(ほっておくだけほっといて、「何とか残してくれ」というのは問題外)。安易に「インプラントがあるからいいや!」というようなものではありません。くれぐれもご自分の歯を大切にしてください。

 

玉置 敬一

2010年6月18日 金曜日 | 3:53 PM - インプラント

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